パレオ一家の日記

4年間のお肉、乳製品なしのベジタリアン生活で糖質過多になってしまい、皮膚の炎症、関節炎、アテロームなど様々なトラブルが現れ、パレオダイエットを始めたら劇的に改善。アメリカでパレオ栄養士ディプロマを取得し、家族と愛犬の健康維持を目指しています。

アメリカを長期離れる前に必要な申請書

アメリカに住んで14年弱。



息子が誕生してすぐアメリカに移住するためにグリーンカード(永住権)を取得し、約四年前に一度更新しています。




来週から初めて日本へ1年半の長期帰国をします。今までは、長くても1年未満でした。




永住権があっても、アメリカを1年以上離れてしまうと(場合によっては1年未満でも)、次にアメリカに戻ってきた際に、もうアメリカに住む意思がないとみなされ、永住権を剥奪されてしまう可能性が高いそうです。






永住権をキープしつつ、アメリカを最長2年まで離れることが可能なリエントリーパーミットと呼ばれる、トラベルドキュメントのI-131の申請をしてこの再入国許可証があれば問題なくアメリカに戻って来られるはずです。




画像は、USCIS(U.S.Citizenship and Immigration Services)公式ページより


この申請書は、必ずアメリカを出国する前に提出し、指定された日時、場所に指紋採取のために出向かないとなりません。


その後、許可されるとリエントリーパーミットが郵送されるという流れになっています。


ちなみに、費用は合計$660かかりました。14歳から79歳までは$660で、それ以外の方は$575のようですね。






後何年アメリカに住むかはまだわからないのですが、再び一から永住権を申請するとなるとお金も時間も相当かかるので、こちらのI-131を申請しておくのが安心だと思いました。



申請は、オンラインでできますが、1箇所だけ何の事なのかわからない箇所があったので電話で問い合わせてみるも、何度かけても何分も待たされる。


3日目に、とりあえずスピーカーフォンにして家事をしていたら1時間後にやっと繋がりました!


そして、電話口で色々個人情報を聞かれましたが、私が知りたかった箇所(エイリアンナンバー)の数字も教えていただけて、無事に申請書を提出できました。


その後、10日ほどで申請書が受理されたとの手紙がUSCIS(U.S.Citizenship and Immigration Services) から届きました。



その後、更に2週間してから指紋採取の案内の手紙が届きました。記載されている場所、日時に指紋採取に行かなくてはなりません。都合が悪い場合は、別の日をリクエストできるようですが、再度、USCISが指定した日時の案内を郵送してくるみたいです。


指紋採取当日には、この案内の手紙、グリーンカード、パスポート、アメリカの正式なIDを持参するようにとの事でした。


私の場合は、オースティンにあるオフィスで指紋採取でした。場所は、たまにお買い物に行くHマートという韓国系のスーパーのお隣で、今まで全く気が付かないで通り過ぎていたテナントでした(笑)。



指定時間の5分前に中に入り書類を見せると、申請者のインフォメーションワークシートという紙を1枚渡され、記入して待つように言われました。


アメリカのアポイントメントは、予約制でも待たされることがかなりあるので、確実に待たされるだろうなと思っていたら、2分程で呼ばれました。


無愛想で体格のよろしいおばさまが、無言で手を出すので、用意していた物を全て渡しましたが、パスポートと運転免許証は返され、指紋採取案内の手紙とグリーンカードだけを確認し、更に無言で私の右親指と人差し指の指紋を採りました。


全ての指に行うのかと思っていたら、右2本のみ。そして、署名をするように言われ、電子パネルにサインをして終了。



最後に指紋採取案内の用紙にスタンプとサインをして返却してくれ、黄色いアンケート用紙を渡されました。


対応や待ち時間などを評価するアンケートでしたが、項目も少なく、無記名でOKなので全て高評価で箱に入れてきました。


私を担当したおばさまは無愛想でしたが、待たされることもなくスムーズに終了したのでよしとしました。



この指紋採取からどの位の期間で許可書が送られるくるのかはわかりません。1ヶ月から数ヶ月とは聞きましたが・・・。


私がアメリカを発つ時にはまだ手元には届かないと思うのですが、出国時には必要ないので問題ありません。

日本のアメリカ大使館に郵送をしてもらい、大使館に取りに行くことも可能と言われたのですが、東京のアメリカ大使館、3回しか行ったことありませんが、いつも混んでいます。セキュリティーチェックだけでもすごい列。受け取りだけに並びたくありません。なので、アメリカの住所へ郵送。


留守中のアメリカの郵便物は、いつも主人の実家に転送にしているので、主人の母にお願いして、許可書が届いたら日本へ送ってもらうようにします。


このリエントリーパーミッドが手に入れば、2年までアメリカを離れても永住権を保有しながら日本に滞在できるので、どうか無事に届くように祈るばかりです。


申請書や詳しい申請の方法などは、USCISのホームページに記載されています。

www.uscis.gov