幼児期に活躍した英語音声玩具
子供をバイリンガルに育てる秘訣は、親一人に対して、1つの言語を一貫性を持って話す事だと以前に書きましたが、バイリンガル育児を始めたばかりの頃、仕事で忙しい英語担当の父親とはなかなかコミニュケーションを取る時間がなくいと英語を覚えないのでは?と心配になりました。
しかし、長男が一歳になる前からアメリカに住み、小学校ぐらいから英語が強くなってくるので、結果的には英語の心配は不要で、むしろ今現在では日本語教育の方に苦戦しています。
当時は、プリスクールや幼稚園でも、英語もしっかりできていた方が本人も違和感なく馴染めるかもと思い、私はアメリカの音声玩具を使って私と過ごす時間でも英語に触れさていました。
子供たちが1歳になる前から使っていたのが、フォニックスを覚えられるアルファベットのマグネットです。
フォニックスは、英語の文字と発音の仕方のルールを覚える方法で、英語圏の子供なら必ずプリスクールや幼稚園から習います。これをやっておくと、スムーズに単語が発音できたり、読めるようになります。
このマグネットは、ABCの歌が流れたり、アルファベットの文字をはめて文字を押すと、フォニックスの歌が流れます。これを冷蔵庫の下の方に付けておくと、冷蔵庫の前に座って夢中で遊んでいました。音楽に合わせて身体を揺らしながらノリノリでした!
このようなおもちゃで遊ぶ時も私は日本語で話しかけていました。例えば、アルファベットのマグネットの文字を見せて、何の文字か日本語で聞きます。でも、返ってくる返事はちゃんとアメリカ発音のアルファベットでした。
こちらのマグネットは、Leap Frogというメーカーの物で、他にも沢山教育玩具を出しているメーカーです。我が家で色々持っていましたが、多分このマグネットが一番活躍したと思います。
もう一つは、Fisher price というメーカーの動物の鳴き声がするおもちゃです。
英語と日本語では、動物の鳴き声の発音が全然違いますよね。日本語で豚の鳴き声は「ブーブー」ですが、英語では "oink-oink” だったり…。
プリスクールや幼稚園ではよく動物の名前と鳴き声や “Old MacDonald had a farm”の歌も習うので、就学前に覚えておけば安心かなと思って一緒に遊びながらやりました。
ここでも私は日本語で通しますが、主人が帰宅してこのおもちゃで遊ぶ時は自然と英語の鳴き方が出ていたので、母には日本語、父には英語と自然と認識していたようです。
こういったおもちゃは、親子で一緒にやって五感を使うというのもポイントですよね。ただただ買い与えて終わりだと、すぐに飽きてしまう事が多いので、「これは何ていうの?」と聞くと、小さいうちは得意げに何度も教えてくれました。
とにかく基本は一人一言語ですが、正しい発音にプラスアルファ触れてもらうには、ネイティブ発音が聞けるおもちゃが活躍しました!
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