フェアトレードカカオでパレオチョコレート
今年のバレンタインは、フェアトレードをテーマにしました。
アメリカに住んでいた時にお買い物していたスーパーには、フェアトレード表記のチョコレートやコーヒーが普通に売られていました。
しかし、日本ではなかなかフェアトレード表示のある商品を見ません。
そこで、もう一度子供たちにフェアトレードについて意識してもらいたいと思い、一冊の本を子供たちと読みました。
「チョコレートと青い空」という本です。
日本の農業を学ぶためにガーナから来た青年が、日本の農家にホームステイし、ホームステイ先の子供たちにガーナの現状を教えてくれたり、この青年と子供たちの交流を描いたお話です。
カカオをの実を朝から晩まで割る仕事を低賃金でさせられ、教育もほとんど受けられないガーナの子供たち。
自分たちが割っているカカオの実が何になるかすら知らず、チョコレートなんて大人になるまで口にする事もできない子ばかりだそうです。
そんな現実を知ると、甘くてとろけてしまうチョコレートを安価で買える事自体に罪悪感を感じてしまいます。
私が普段の食料品をメインに購入しているパルシステムには、フェアトレード商品のコーヒー、紅茶、チョコレート、雑貨などの取り扱いがあります。
今年のバレンタインには、カカオから作る手作りチョコレートキットという商品を注文してみました。
このキットにはカカオ豆、カカオマス、ココアバターが入っています。
こちらのキットで生チョコを作ってみました。
この2つと生クリーム、お砂糖を溶かして混ぜ、冷やし固めれば生チョコの完成です。
私は、生クリームのかわりにココナッツクリームを使いました。
無添加のココナッツミルク缶が冷え固まると、水分と脂肪分とが分離します。
その脂肪分がココナッツクリームとなります。
私が使ったココナッツミルク缶は、こちら。
お砂糖は使用せずラカントを加えて、風味付けにキルッシュを使いました。
冷蔵庫で1時間程冷やしてからカットしました。
さらにフレイバーを変えたり、テンパリングしたチョコをかけ、プリントシートでも施したらお店のチョコみたいになりそうですが、ズボラな私はココアパウダーを振りかけ完成!
パルシステムで購入したキットは千円程でしたので、美味しくて安全なチョコレートが安く作れたので、これは絶対リピ確定。定期的に出ている商品ではないので、目にしたら必ず注文しなくては!
最後に、我が家の娘の「友チョコ」を紹介。
仲良しのお友達に配るチョコを手作りして配りました。
まあ、手作りと言っても、業務用チョコを細かくし、溶かしてから型に入れてトッピングをして冷やすだけのチョコです(笑)。
お友達から頂いた友チョコ。
安く手に入るチョコレートがあるおかげでこのように沢山のお友達に配る事ができるのも事実ですが、普段自分たちが口にするチョコレートやコーヒーはフェアトレードを選ぶようにしたいものです。