インスタントポットで時短ビーフシチュー
アメリカで数年前から人気の調理器具、インスタントポットでビーフシチューを作ってみたら、あっというまにできてしまい簡単でした〜。
インスタントポットとは、1台で7〜9つの機能を持つ(機種によって異なる)マルチ電子調理器具のことです。
見た目はこんな感じで、ボタンが沢山あります。内釜はステンレス製ですが、お手入れもラクです。
どんな機能があるのかというと、圧力調理、蒸し器、ケーキーメーカー、ヨーグルトメーカー、炒め調理、スロークッカー、炊飯器、食料保存瓶などの煮沸消毒、温め機能です。
我が家では、パレオ食生活になってから、電子レンジやテフロン加工の健康被害についても学び、電子レンジと炊飯器を処分しました。
私と主人は、お米はほとんど食べなくなり、子供達の分はStaubのお鍋で美味しく炊けていましたし、残り物の食べ物を温める時はガスコンロで温め直しています。その他、大きなガスオーブンがあるので特段不便には感じませんでした。
とにかくアメリカ人の知り合いの方たちからはこのインスタントポットは便利と聞かされ、義理の母も大絶賛していて、去年の秋に主人が購入。
それからもうすぐ1年経ちますが、ほぼ毎日使っています!息子には、インスタントポットに頼りすぎじゃない?と言われる始末(笑)。それぐらい便利で美味しくできます!
インスタントポットの説明が長くなりましたが、本題のビーフシチューのレシピをシェアしますね。圧力鍋や厚手のお鍋でももちろん調理できますが、煮込み時間がかなり必要になります。
パレオシチューなので、ルーやデミグラスソースは使わない、トマトベースのシチューです。レストランのブラウンソースのビーフシチューがお好みの方には気に入っていただけるかわかりませんが、アメリカではデミグラスソースが一般的に手に入らないので、我が家のビーフシチューはずっとトマトベースです。
材料
・牛肉シチュー用 or 牛肉のお好みの部位 1lb(約450g)
・にんにくみじん切り1片分
・赤ワイン 200ml
・バター or ギー 大さじ3
・キャッサバ粉 大さじ2 (アレルギーなどない場合は小麦粉大さじ2)
・玉ねぎ1個
・にんじん1本(アメリカの小さいにんじんなら2本)
・セロリの茎1本(アメリカのセロリなら2本)
・トマトソース500ml
・ココナッツアミノ大さじ2 or お醤油大さじ1+ハチミツ小さじ2
・塩、胡椒 適量
作り方
①お肉は一口大に切り、ボウルに移し入れ、塩、胡椒をふる。そこににんにくのみじん切りと赤ワインを加え揉み込み、最低2、3時間冷蔵庫でマリネする。一晩置いても大丈夫です。
②玉ねぎ、にんじん、セロリをお好みの大きさに切り分けておく。
③インスタントポットのソテーボタンを押し、バターを内釜に入れ、バターが溶け出してきたら玉ねぎを炒める。しんなりしてきたらキャッサバ粉を加えて炒め、にんじん、セロリ、マリネしたお肉をマリネ液ごと加えてよく混ぜる。
④トマトソース、ココナッツアミノを加え、一度キャンセルボタンを押し、蓋を閉める。圧力の弁が奥になっているのを確認し、圧力調理ボタンを押し、時間を15分にセット。
⑤調理終了音がなったら出来あがりです。すぐに圧を抜いても大丈夫ですし、圧が抜けるまで保温のままにしておいても大丈夫です。
味見をしてみて味が足りないようならお好みで調味料を足してください。
普通のお鍋で作っていた時は、3時間ほどとろ火で煮込んでいたので、インスタントポットならあっという間に完成です!