アメリカの公文
今月から子供達が通い始めた公文のお教室。
日本ではお馴染みの公文ですが、今では世界中にお教室があるそうですね。
テキサス州オースティン付近だけでも10ヶ所もお教室があったのには驚きました。
私も小学生の時に、1、2年ほど近所の公文へ通っていましたが、その後4年生からは進学塾へ移ったので、自分ではあまり公文の効果というものは体感していないというのが正直な所です。
そんな私がなぜ自分の子供たちにを公文のお教室へ入れたのか・・・。
今年の夏は日本へは里帰りせずにアメリカにいます。
アメリカの夏休みは約3ヶ月もあります。その間遊んで過ごしていたらどうなるでしょうか???
そして、アメリカの学校の算数、数学は日本に比べて遅れています。毎年日本の学校で算数を習ってくるだけで先取りできていたのですが、今年は日本でそれができません。
それじゃあ、この夏は塾でお勉強して日本の算数に遅れないようにしようと思う所ですが、アメリカでは日本の塾のような所はまだまだ一般的ではありません。NY、ロス、シアトル、シカゴなど日本人が多く住む大都市には日本の進学塾がいくつかあって、駐在のお子さんが通われているようですが、私たちが住むエリアには日本の学習塾はありませんでした。
そこで辿り着いたのが公文でした!とりあえず説明会に参加してみたら、やはり日本の公文が母体となっており、北アメリカ支部として独立経営しているようでした。
勉強のスタイルも同じです。自分のレベルを自分でこなし、採点してもらうというスタイルです。このお教室は、なんと生徒数500人です!お教室も広く、採点をしてくれる先生もかなりの数います。
もちろんアメリカの公文なので、日本語の勉強はできません(日本人の先生で日本語もできるお教室もアメリカ国内にあることはあるらしいです)。
私たちが説明会に参加したお教室は、国語に当たる英語のリーディングと算数、数学のMathになります。驚いたのはお月謝!
1教科150ドルです。日本の公文の1教科の倍以上かと思われます。この金額なので、私は二人にMathだけさせればいいかなと思っていたのですが、主人は、文章を読む力というのは全ての教科において大切なスキルだと言い、結局2人共2教科受けることになりました〜。兄弟割引、2教科割引が適用されましたが、それでも二人で月500ドルです。
でも、日本の進学塾に入れたらもっと高いのかもしれないですし、何より子供達が楽しいと取り組んでいるので始めてみて良かったです。
毎日宿題のプリントが大量に出ますが、ストップウォッチで時間を計り、黙々とこなしています。そして、満点を取れれば、どんどん次のレベルへ自分の学年を越えて進んでいけるのがゲームのレベルを次々にクリアしていく感覚に似ているようで、二人共集中してやってくれています。ただ、その後の2人分の採点が30分位かかってしまい私の負担も増えたのは確かですが、頑張る2人のためならサポートするしかありません。
レベルテストに合格すると、修了証が頂けて次のレベルに進めます。これが子供には嬉しいようです。
そして、私がこの公文のお教室に決めた理由のもう1つが、こちらのお教室の経営者の先生のお人柄です。とにかく熱いんです!パッションが〜〜〜!
この方の元なら子供たちも伸びるだろうと直感で思いました(笑)。子供たちがこの先生とお会いしてから、魔法にかけらたかのように公文、公文楽しいと信者のように言っています(笑)。
こちらの先生は、計算がものすごく早く、子供たちもこの先生みたいになりたいと言っていて、先生は、躾の面でも厳しい方なので、色々な事を吸収できるのではないかと思いました。
今までは、進研ゼミやオンライン講座で自宅学習をしてきましたが、やはりモチベーションを維持するには親の力、本人の意志だけでは限度がありました。
きちんと1人で自主学習ができるお子さんもいらっしゃると思いますが、それが無理な我が子は公文のお教室での自主学習が合っているようです。