日本語教育に使っていたフラッシュカード
引っ越しが近いのであれこれ整理していたら、子供たちが小さい頃に使っていた物が沢山出てきました!
その中に、我が家の子供達が赤ちゃんの時から使っていたフラッシュカードがありました。
フラッシュカードと聞くと、大量のカードをすごいスピードで見せていく七田式教育のようなのをイメージされるかもしれませんが、そのようなやり方でフラッシュカードは使っていませんでした。
私のフラッシュカードの使い方は、逆に一枚一枚絵を見せて、絵について私が感じた事や思った事を語りかけていました。
赤ちゃんのうちは、お母さんの日本語で沢山のシャワーを浴びる事が良いと思って、とにかくおしゃべりをしたり、絵本を読んだりしていました。外出しても、私が感じた事や見た物を日本語で語りかけていました。カードや絵本は、赤ちゃんでもじっーと絵を見て、私の語りかけを聞いているような姿は今でも覚えています。
赤ちゃん時代は、いないばあカードが2人ともお気に入りでした。赤ちゃんにとって、「いないいないばあ」はスリル満点な遊びですよね。
おしゃべりができるようになってきたら、カードの絵の名前をリズミカルに答えさせるように使っていました。日本語と英語でも書いてあるカードもあったので、主人には英語でやってもらい、日英で自然と単語を身に付けていきました。
絵合わせカードは、ゲーム感覚で2人共夢中で何度もやりましたし、フラッシュカードを沢山床に並べてどちらが私が言った言葉のカードを早く見つけられるかというゲームもやりました。
フラッシュカードは、赤ちゃん期から幼稚園の頃まで長く使えるのでお勧めです。
娘がこのカード類を見て、お気に入りのカードは取っておきたいと言い出しました。私に似て、小さい頃から食いしん坊だった娘は、食べ物カードが大好きでした。懐かしい、と嬉しそうにカードをめくっていました(笑)。
余談ですが、私はアメリカの大学では幼児教育を勉強していました。しかし、実際の子育ては、何が正解なのかわからない手探り状態、沢山の情報に惑わされ、自分の子供の事は本当に悩みが尽きませんね。
でも、かわいい時期はあっと言う間に過ぎてしまいますし、子供の心配はいくつになってもあるものだと思います。
懐かしいフラッシュカードを見ていたら、私の語りかけに目を輝かせて聞いてくれていた子供たちの姿を思い出して、愛おしくて、懐かしくてたまらなくなりました。
今では、親の話よりお友達との会話が楽しいお年頃。寂しいですが、これも成長の証ですね…。