サンクスギビングの準備
アメリカは、毎年11月の第4木曜日がサンクスギビング(感謝祭)になります。
家族や親しい人が集まって、みんなでサンクスギビング料理を囲みます。
そのテーブルに欠かせないのがターキーの丸焼き(七面鳥)です。そして、他にも定番メニューが大体並びます。
イメージは、こんな感じです。
感謝祭の起源は、イギリスからアメリカへ入植してきたピューリタン教徒にアメリカ先住民たちが農作物の栽培方法を伝授し、その初めての収穫に感謝してアメリカ先住民たちと食事を共にした事らしいですが、諸説あるようです。
東海岸に住んでいた10年程は、主人の実家や親戚も近くにいたので毎年賑やかに過ごしていました。そして、サンクスギビング料理も全て主人の家族が用意してくれていたので、私は西海岸に引っ越してくる4年前までサンクスギビング料理はほとんど作った事がありませんでした。しかも、以前はベジタリアンだったので、去年初めて主人がターキーを焼いてくれました。今年も主人が焼いてくれるそうなので、オーガニックマーケットにターキーを取り置きしてもらっていて、明日取りに行ってきます。
ターキーに欠かせないのがクランベリーソースです。主人の家族は毎年市販の物を用意していて、私はベジタリアンになる前に食べてみましたが正直美味しくなかったです。
去年手作りしてみましたが、やっぱりホームメイドが1番ですね。クランベリーは本当に酸っぱいベリーなのでそのままでは食べられませんが、ソースにしたり焼き菓子に入れると酸味が丁度よくなり、とても美味しいです!この時期しか手に入らないので、私はオーガニックの物を多めに買って冷凍保存しています。
そして、ターキーに使うフレッシュハーブ。去年は、前日に買いに行ったら売り切れていて、3軒目にやっとタイム、ローズマリーが揃いました。
今年は、トレーダージョーズでタイム、オレガノ、セージの3点セットがあったのでこちらを買いました。
後は、定番のサイドディッシュにスタッフィングとかドレッシングと言われる、クルトンを野菜とスープと混ぜ合わせてオーブンで焼いた物やグリンビーンキャセロールというインゲンのグラタンの様な物が欠かせないかと思います。それにマッシュポテトやスイートポテト、芽キャベツなど各家庭によって違うと思います。
そして、デザートはやっぱりパンプキンパイ、ピーカンナッツのパイやアップルパイなんかも並びますね。
今日はパレオパンを焼いて、スタッフィング用のクルトンを作りました。当日は、これに小さく切った野菜とThrive Marketのフリーギフトでもらったボーンブロスを混ぜて焼く予定です。
Thrive Marketでお買い物した際にサンクスギビングセットという物をいただきました。ターキークランベリーセージ味のボーンブロスともう一つは鴨脂です。
鴨脂は不飽和脂肪酸で、スモークポイントも高いそうなので安心して高温調理に使えそうです。
アメリカのサンクスギビングは、日本のお正月のような感じだとアメリカへ来た頃に思いました。家族や親戚が一同に会し、ご馳走を囲みます。当時はすべてのお店が閉まっていたし、翌日のブラックフライデーセールに開店前から並ぶ人の列が日本の初売りの様な感じがしていました。でも、最近はサンクスギビングの夜からお店を開けてブラックフライデーセールをするお店が増えてきましたね。
明日はサンクスギビングの前日になるので、パンプキンパイを焼いておこうと思います。