ニュートリショナルイーストクラッカー
ニュートリショナルイーストとは、フレーク状のビタミンB12酵母です。ビタミンB12は、野菜にはほとんど含まれていないそうで、赤血球を作るために必要なビタミンだそうです。貧血予防や神経障害予防のために、葉酸と共に必要です。動物性食品を全く摂らないビーガンや特定の動物性たんぱく質を摂らないベジタリアンなどの人は、必ずビタミンB12をサプリメントなどで補給しているかと思います。
私たちもベジタリアン時代には、ニュートリショナルイーストをお料理に使っていました。チーズっぽい風味がすると言われるので、カシューナッツのソースと混ぜるとチーズソースの様になり、細かく高速ブレンダーで撹拌したカシューナッツ、お塩と混ぜてパルメザンチーズ風にしたり。味は、個人的にはそんなにチーズっぽくないと思いますが、チーズっぽさを出すレシピで登場します。
ビタミンB12は、シジミ、アサリ、ハマグリ、牛レバーに多く含まれるそうですが、これらの食品を普段ほとんど食べないので、ニュートリショナルイーストも今でも使っています。
子供たちが通うアメリカの学校では、おやつタイムがあります。そのおやつ用にクラッカーを時々作りますが、ただのクラッカーではあまり栄養もないので、ニュートリショナルイーストを生地に混ぜています。ニュートリショナルイースト自体黄色なのですが、ターメリックもほんの少し入れてみたら黄色がはっきりしました。ターメリック(ウコン)は、肝臓に良いスパイスというイメージですが、それ以外にも炎症を抑える、特に、関節、胃腸などに良いそうで、胃腸が弱い我が子には摂って欲しいスパイスです。
普段は面倒なので、ピザカッターを使って一気に切って小さい四角に焼きますが、今日は時間もあるので、型抜きしてみました。
子供たちは、このひと手間に喜んでくれましたが、もう型抜きはしないと思います(汗)。