パレオ一家の日記

4年間のお肉、乳製品なしのベジタリアン生活で糖質過多になってしまい、皮膚の炎症、関節炎、アテロームなど様々なトラブルが現れ、パレオダイエットを始めたら劇的に改善。現在アメリカでパレオ栄養学を通信教育で勉強中。腸内環境のバランスを良くする食生活にも心がけています。

食欲をコントロールする鍵は糖質

パレオダイエットに切り替えてから1ヶ月過ぎると、味覚にも変化が現れ、食欲も以前のように暴走しなくなりました。

パレオダイエットでは、8:2のルールという全体の二割はご褒美的に好きなもを食べてもいいというルールがあるので、たまにチートデーと称し、ヘルシーカフェやオーガニックスーパーの天然の甘みだけで作られたデザートなども買ってみました。以前は一人でペロリと平らげていた物も、今では、こんなに甘かったっけ?とびっくりする程で、甘い物が以前のようには食べたいと思わなくなりました。どうやら、糖質を摂り過ぎると食欲はコントロールできなくなるそうなのです。

東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏の著書の中に、オーストラリア人の神経内分泌学者のアンドリュース博士の研究で、人は、食べ物を食べた後には、食欲をコントロールする細胞が攻撃されるのだそうですが、炭水化物とお砂糖を多く摂った時には、この攻撃がさらに顕著に現れるため、糖質を摂るともっと食べたいという欲求が出てしまうそうです。そして、この食欲コントロール細胞は、年齢と共に働きが弱くなるそうです。

そして、原因不明の体調不良(皮膚疾患、アレルギー、関節炎、偏頭痛、うつ、様々な慢性病や自己免疫疾患など)は、腸の漏れ、リーキーガット症候群の可能性が高いとアメリカでは言われていますが、リーキーガットについて書かれた本の中にも砂糖依存の事が書かれていました。パレオ一家も糖質過多でこのリーキーガットになっていたのではないかと、本を読んだ後に確信してきました。

カンジダ菌は、ほとんどの人の腸内にいる日和見菌で、多く増えなければ悪さはしないそうです。このカンジダ菌のエサとなるのがお砂糖だそうで、餌の糖が少なくなると脳に砂糖が不足していると伝達するのだそうです。そして、脳にイライラ感などを与え、更に餌を送り込むように指示しているのだそうです。最近では、癌の餌も糖だと言われていますよね。こう考えると、砂糖を摂っても体の中で悪さをする病気の元に餌付けしているような物で、いい事は何もないのだと気がつきます。

脳のエネルギーは、ぶどう糖だけと言われていますが、糖を摂らなくても体が糖新生をしてくれるのです。元々、人間の体は、進化の過程で飢餓に備えるように脂肪を蓄えていますが、ブドウ糖が不足すると体は脂肪酸を優先してエネルギーとして使います。この時に肝臓でケトン体が作られるのだそうです。糖質が体内に入ってこなければ、脂肪をエネルギーとして使うので、脂肪が減り痩せる。これがケトンダイエットの元になっている部分なんですね。でも、パレオダイエットでは、多少の炭水化物は必要と考えられています。それをどこから摂るからが大切で、パレオダイエットでは、食物繊維が豊富で栄養分のある野菜や果物、でんぷん質から摂取しているというわけです。



実際、パレオダイエットを始めてからお砂糖断ちをして、糖質は野菜やさつまいもからのデンプン質や果物から摂っていますが、以前のように常にお腹が空いている気がするとか常に何かを口にしたいという欲求がなくなりました。最近では、お腹がグッーと鳴るまで普通に待てるようになりました。でも、まだ排卵時期には食欲が増しているのを感じて多く食べてしまいますが、体になるべく良い食べ物を心がけているので、以前のような暴飲暴食が激減しました。

やはり、食欲をコントロールするには、糖質がキーだと身を持って感じています。

参考文献

脳はバカ、腸はかしこい

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リーキーガット症候群:あなたのその不調の原因は腸の”漏れ”にあった!

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