またまたお米のお話
パレオダイエットでは、白米はグレーゾーンに位置する食材で、日本人はお米を長い間主食としてきたため、デンプンを加水分解する酵素が多く造られるので、摂り過ぎなければあまり気にする必要がない食材だとわかり、ちょっと喜んでいた私。
しかし、更に情報収集していたら、気になる情報を見つけてしまいました。
ヨーロッパでは、お米の摂取量に基準を設けているそうです。スウェーデンの食品庁がお米やその他のお米の加工食品摂取量に基準を設けたのを受けて、他のEUの国でも基準が設けられているそうです。
理由は、お米の天然ヒ素の健康被害の懸念からだそうです。土壌には天然のヒ素が含まれいるので、どうしても食品や飲料水などに含まれているのは事実だそうですが、日本の農林水産省のホームページでは、現時点で健康被害は報告されていないとされています。
ひじきのヒ素の含有量は高めというのは知っていたのですが、お米のヒ素は初めて聞いた話だったのでちょっとびっくりしてしまいました。しかも、かなり前に話題になっていようなので、話題に乗り遅れていますが…。
パレオ一家が住むアメリカでも同じ内容の記事をCNNで見つけました。その記事には、1日に一回お米を食べると、体内のヒ素濃度が最低44%増えるという報告もあるそうですが、土壌の違いもあるようで、収穫されたお米の州によっても差があるそうで、反論を訴えている人々もいるそうですが、安心して食べられるという事を裏付けるデータは表示されていませんでした。なんだか心配になってしまいます。
過去にアメリカのスーパーで、アジアから輸入されたひじきのパッケージを見ていたら、発ガン性物質を微量に含む食品というシールが裏に貼られあるのを見て、どういう事?ってビックリして調べた事があります。それで、ひじきのヒ素について知りましたが、茹でこぼしから使うなどすればそんなに問題ないそうですが、現在では、アメリカ、カナダでは輸入禁止になっています。
日本人は、長い間お米やひじきも多民族より沢山食べ、長寿大国として世界でも知られているので、きちんと日本食の中で毒出しできる食べ合わせを自然としてきているのではないでしょうか。それと、土壌の違いもあるかもしれませんが、日本のお米はそんなに心配なさそうですね。やはり玄米より白米が安心みたいです。アメリカでお米を食べるのはやっぱり少し不安になってきてしまいました。